こんにちは、パワポです。
今回は前回までの小難しい話から一転、俗っぽい記事です。笑
そう、今回はL字キックについて!
なんか近頃話題になることが増えた気がしている…!
L字蹴りとか二方向蹴りとか言ったりもしますかね。
二方向蹴りは水平に蹴るのも含んでしまいそうなので個人的には「L字」の方がしっくり来る派。
L字キックとは?
色々な型があるのですが、基本は「縦と横の2方向にボムをキックして相手に攻撃する」動きです。
色々探したのですが、一番基本形を見やすいのが↑のドリヤさんの動画だったので共有させていただきます!
この動画内では詳しく触れられていませんが、上と左にボムを蹴るL字キックですね。
※L字キックを使っている10秒間だけクリップ機能で切りました。クリップ便利!
(でも登録者が多いチャンネルでしか使えない…!そしてなぜかブログで埋め込みができない、、)
ということで早速、実戦動画を見ながらL字キックのバリエーションを紹介していきましょう!
【注意】
L字キックにプレイヤー間で共有された明確な定義は無く、人によっては以下挙げるものの一部しかL字キックと呼ばないかもしれません。
また、以下に出てくる名前の多くは、便宜上この場で考えたもので、既に広く使用されているものではありません。
①角置きL字キック(基本形)
冒頭の動画と同じタイプです。
まず縦横に素早く、ほぼ同時にボムをキックします。
SBR, SBROは蹴りの硬直が短い仕様なのでやりやすいはずです。
キック×2の直後、二方向に蹴ったその場(十字路)(=L字の角にあたる部分)にボムを置いて立ち去ることで、角を経由する誘爆で蹴った二つのボムがほぼ同時に爆発してくれます。
相手からすれば、縦と横の危険なラインが同時に発生することとなり、いいところで使われるとかなり避けにくい技ですね。
攻撃する側は、しっかりボムの起爆時間を把握して、うまいこと相手が避けにくい位置を潰していきたいところです!
②角無しL字キック
①角置きL字キックの角に置かない版。
見え方的にL字なのかどうかよくわかりませんが、細かいことは気にしない。
こちらの方が形はシンプルなのですが、盤面はむしろ複雑化する感もあります。
というのも、キックされた各ボムが互いに誘爆しない分、それぞれ別のタイミングで起爆するため、両者ともに把握しなきゃいけないボムが①より1個多くなるんですよね。
動画の試合でも、このL字キックによって相手に圧をかけ、左端近くまで位置を退かせることに成功しています。
相手をこの一発で仕留める!というよりは、展開を作り出すための動きと思った方がいいのかもしれません。
もう一例貼ります。こちらもL字で直接刺しているわけではなく、把握を乱して勝ちにつなげていますね。
③時間差L字キック(角置きor無し)
②までで紹介したL字キックは、縦横にボムを蹴るのはほぼ同時でした。
しかしそこであえて、どちらかのボムを先に蹴って、後から時間差でL字の形を構築するのを「時間差L字キック」とここでは呼びたいと思います。
この動画では、まず通路にボムを起き、左裏に投げ→右にボムを蹴りという一連の動作で、下方向から縦に伸びる爆炎を警戒させるように相手の注意を誘導しています。
そこから、急に通路のボムを上に蹴って横方向の爆炎で相手を刺します。実はさりげなく最初に置いたボムが本命なのでした。
わずかな時間差のようにも思えるかもしれませんが、横→縦のキックの間にこれだけの時間が挟まるだけでも相手からしたらかなり印象が違うというか、やはり先に蹴られたボムの動きに意識を持っていかれてしまうと思います。
もしかすると、時間差よりも蹴るボムを置いておく位置が本質的なのかも?縦横すぐ蹴れる位置の通路に置かれているよりも、どちらかのボムが十字路などずれたところにあると、L字キックの構築がイメージしにくいですからね。
とにかく、L字に蹴る動きを予測させないことが成功の秘訣のようです。
原理としては、takubonさんのこちらの攻略サイトで紹介されている「意識そらし」とほぼ同一と見て良いと思います。
相手を騙しつつ二方向から刺しに行くこの動きですが、やはり個人的にはusagiさんの動きが見てて一番「騙される」感じがします。
せっかくなのでもう少し類似した例を貼っちゃいます。
最後のusagiさんの連蹴りで意識をそらして本命を別角度に蹴る動きなんかは、特に個人的に真似したかったんですよね。というわけで意識的に真似したやつをこっそりここに貼っておきます。たまたま掘り返して見つけたやつ。
④ロナプラ式L字キック
L字にキックしたどちらかのボムを他の爆炎に引火させることで、元の爆炎とは違う方向から相手を攻撃する技。
※ロナプラ(ロナプラス)の説明についてはこちらから。
ロナプラ式L字キックは③までのL字キックとは違って、溜めるタイプの技ではなく、誘爆系の技っていう感じですね。どちらも不意打ち的な攻撃にはなるのですが、ちょっと意識外の突く角度が違うというか。
下のsho-5さんのツイートの動画を見れば、形は大体わかるはず!
実戦例もTwitterで見かけたものを拝借します!
たびたび話題になっているんですね…
ちなみに、縦横に蹴るボムを同時ではなく少し時間差をつけて蹴ることで、n+2マスに限らずどのラインで爆発するか調整することは可能です。
⑤ため蹴り蹴りデスサイズ
今回最後がこちら。
誤字ではありません。ため蹴り+蹴りデスサイズです。
これを「L字キック」の中に含めることはあまり普通では無いようにも思いますが、見た目も思想もかなり似ていると個人的には思っているので、ここで説明してしまった方が整理がついて良いでしょう。
まず蹴りデスサイズの例を、再度ドリヤさんの動画から見てみます。
連蹴りデスサイズとか、4マス先で止まる場合は4マスデスサイズと呼ぶことも。
そして、この蹴りデスサイズの発火点となる最初に置いたボムを別の方向に蹴りつつ、L字に広がるように蹴りデスサイズを完成させるのが、ため蹴り蹴りデスサイズです。(別のいい呼び名ないかな…)
前回の記事で紹介したこちらの動きも、ため蹴り蹴りデスサイズでした。画像再掲。
この技のその他のL字キックとの違いは、ボム間の誘爆を十字路に置いて作るのではなく、蹴り込んで作るというところかと思います。置きっぱなしのボムはひとつも無く、全て動かすわけです。
なので、普通のL字キックよりも発火点となるボムをギリギリまで溜めやすい、相手に最終的な誘爆の構成がどうなるのかイメージさせにくいなどのメリットがあります。
また、普通の蹴りデスサイズと比べても、発火点のキックが加わる分、相手の処理負荷を高められます。
相手の処理能力の限界点近くで揺さぶっていくのは、まさにL字キックに共通する手口と言って良いかもしれません。
これ、動画で見てる側からすると「反応遅くない?避けられるよね?」と思われるかもしれないですが、割と意識していないとそうそう反応できないんですよね。
見た目以上に強力な技だと思います。
というわけで、追加の実戦例動画×2がこちら。
ということで、L字キック5選・基礎篇でした。
初めは「基礎篇」に限定するつもりは無かったのですが、書いているうちに紹介したい動画の多さからとても全ては書ききれないことに気付きました。
応用篇をいつやるかは未定です。最近は良いプレイを見かけたらメモしてストックしているので、それが溜まったらまた記事にするかも。
ちなみに自分もL字キックは結構使うのですが、溜めが甘くて切れ味はイマイチだったりします。逆に擦りすぎて相手の意識外を突けていないのもあるかも…。
今回の記事を書く中で、技の使い所について改めて色々考えさせられた次第です。
操作は易しめでも地味に奥が深いL字キック、みなさんもぜひ極めてみてください。
ではではまた。
最近、溜め系の動きを練習しているのでとても参考になりました。
角ありL字キックは使っていましたが、他のはまだ使ったことがありませんでした。
まずは時間差L字キックを練習してみようかと思います。
shibyuuさん、返信激遅で失礼いたしましたm(__)m
ここのところL字キックをかなり積極的に取り入れてらっしゃいましたね。精度の高さに震えました(そして何回も刺されました笑)
いかに相手に注意されていないところでL字のチャンスを作れるかとか、L字を回避して近づいてきた相手とどう近~中距離戦をするかとか、考え始めると色々面白そうな気がしています。
1人練習ではなかなか面倒なところですが(˘ω˘)